2023年カンボジア国民議会選挙
 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 地域別人民党得票率 60-70% 70-80% 80-90% | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
_cropped_(2).jpg)
.jpg)
.png)
2023年カンボジア国民議会選挙（2023ねんカンボジアこくみんぎかいせんきょ、クメール語: ការបោះឆ្នោតសកលឆ្នាំ ២០២៣ នៅកម្ពុជា）は、2023年7月23日に行われたカンボジアで行われた議会（国民議会）の総選挙である。
概要[編集]
国民議会議員の任期5年が満了したことに伴って行われた選挙で八つの政党が参加した。このうち、議席を獲得したのは与党・カンボジア人民党（120議席）と野党・フンシンペック（5議席）の2党で、人民党が連続して議席をすべて独占することに対する欧米からの批判をかわすため、人民党がフンシンペックの議席獲得を容認したとの見方が出ている[1]。
総選挙後の7月26日に首相であるフン・センが辞任表明したことにより、8月22日には息子であるフン・マネットへの権力世襲が行われる[2]。事前に与党の人民党中央委員会は2021年12月24日に、フン・センの息子であるフン・マネットを後任の首相候補として全会一致で承認した[3]。
選挙前の2023年3月3日、元カンボジア救国党党首ケム・ソカーが外国勢力と共謀して政府を打倒した疑いで懲役27年の判決を受けた[4]。この判決は人権団体、米国大使館、国連人権委員によって非難された[5]。
選挙データ[編集]
- 選挙事由：国民議会議員の任期満了
- 有権者：満18歳以上のカンボジア国民
- 被選挙権者；満25歳以上のカンボジア国民
- 議員定数：125議席
- 選挙制度：比例代表制（拘束名簿式）
- 選挙区：24選挙区
選挙結果[編集]
党派別獲得議席[編集]
 | ||||||
| 政党 | 獲得 議席 |
増減 | 得票数 | 得票率 | 改選前 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| カンボジア人民党 | 120 |  5
|
6,398,311 | 76.85% | 115 | |
| フンシンペック | 5 |  5
|
716,490 | 9.22% | 0 | |
| クメール国民統一党 | 0 |  |
134,285 | 1.73% | 新党 | |
| カンボジア青年党 | 0 | |
97,412 | 1.25% | 0 | |
| 神智学党 | 0 | |
84,030 | 1.08% | 0 | |
| カンボジア先住民族民主党 | 0 | |
52,817 | 0.68% | 0 | |
| クメール反貧困党 | 0 | |
40,096 | 0.52% | 0 | |
| クメール統一党 | 0 | |
36,526 | 0.47% | 0 | |
| グラスルーツ民主党 | 0 | |
35,416 | 0.46% | 0 | |
| クメール経済開発党 | 0 | |
26,093 | 0.34% | 0 | |
| エクピアップ・チェート党 | 0 | |
25,261 | 0.32% | 新党 | |
| カンボジア民族党 | 0 | |
23,197 | 0.30% | 0 | |
| 女性のための女性党 | 0 | |
22,843 | 0.29% | 新党 | |
| クメール保守党 | 0 | |
20,968 | 0.27% | 新党 | |
| 蜂の巣社会民主党 | 0 | |
20,210 | 0.26% | 0 | |
| 人民パーパス党 | 0 | |
13,831 | 0.18% | 新党 | |
| 民主主義勢力党 | 0 | |
13,704 | 0.18% | 新党 | |
| クメール農民党 | 0 | |
12,786 | 0.16% | 0 | |
| 総計 | 125 | |
6,362,241 | 100.0% | 125 | |
| 有効票数（有効率） | 7,774,276 | 100.0% | － | |||
| 無効票数（無効率） | 440,154 | 5.36% | － | |||
| 投票者数（投票率） | 8,214,430 | 84.59% | － | |||
| 棄権者数（棄権率） | 1,496,225 | 15.41% | － | |||
| 有権者数 | 9,710,655 | 84.59% | － | |||
| 出典：National Election Committee | ||||||
脚注[編集]
- ^ “与党「完勝」せず＝王党派に議席、批判回避狙いか―カンボジア総選挙”. 時事ドットコム. 時事通信社. (2023年7月25日). オリジナルの2023年11月8日時点におけるアーカイブ。 2023年7月25日閲覧。
- ^ 大部俊哉 (2023年7月27日). “カンボジア首相退任、発展と独裁の38年 在任「世界最長」続く院政”. www.asahi.com. 朝日新聞デジタル. 2023年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月27日閲覧。
- ^ “Hun Manet unanimously elected to be the future Prime Minister”. Khmer Times. (2021年12月24日) 2023年8月20日閲覧。
- ^ ケム・ソカー氏逮捕 - クメールタイムズ
- ^ “Kem Sokha: Rights groups condemn Cambodia opposition leader's 27-year sentence” (英語). BBC News. (2023年3月3日) 2023年3月4日閲覧。
 | この項目は、政治に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（ポータル 政治学/ウィキプロジェクト 政治）。 |